おひとりさまの道
 

こんにちは。岡部です。

 

今日は久本雅美さんが発刊されたばかりの、

みんな、本当はおひとりさま

という書籍から”孤独”について考えてゆきたいと思います。

 

丁度、僕が19歳から入っていた保険の満期で、

担当の方から保険が切れるので、

その後の蓄えをしておいてください

 

とのお言葉から

 

そうか・・・

いつか僕がこの世から卒業する時、

妻子が残されるわけで。

いつか、妻を一人にしてしまうんだな。

何かしら対策しないとな。

 

そんなことを考えさせて頂けた機会だったので、

出張中のサービスエリアで

久本さんのインタビューを拝見したんです。

 

 

インタビュアーも居ない会見・・・

椅子がぽつんとあって、

そこに久本さんが一人てくてくと歩いて来て、

椅子にちょこんと座るのです。

 

おひとりさま。だからの演出でしょうか

僕はすっごい寂しさを感じたんです。

 

芸能の経験があるので、

こういうスタジオでの見えない部分がどうなっているのかは

簡単に予想が付いたのですが

とにかくとても寂しいんです。構図的にも。

 

インタビューしている側も、

うんうん。そうですよね、そうですよね、と

一生懸命久本さんの本についての売りを話してくれてるのを、聞いているのですが、

一人だけしか画面に映らないので、同情しているように聞こえるんですよね。

そういう演出なのかもしれないけれど、

 

寂しくなんてないんですよ

もう慣れたんですよ

私は大丈夫

ひとりが楽しいから

そう

孤独も楽しいんです

 

・・・。

 

そんな言葉を聞きながら

僕は物凄く切ない気持ちに陥りました。

 

 

久本さん、結婚できなかったんじゃなくて、

しない選択をしたんだ。

 

そう思いました。

 

 

それがネタになりますしね・・・

 

ですが、結婚しないことを選択した人生に

彼女はどれくらい納得しているのでしょう。

 

 

もうすぐこの世から卒業する

 

これまで、そういう方と話す機会が

割と多かったのですが、

 

何か生きた証を残したい

自分の伝記を作りたい

自分の遺伝子を残した子供が欲しかった

 

なんとかならないかと相談されたこともありました。

 

 

実は、50代になると、

孤独死されるのが困るのでと、賃貸を追い出されたり、

次の契約も保証人が居ようが居まいが

お金があるなし関係なく、

大家さんから契約拒否されてしまうそうです。

 

 

やけに安い物件で、小さく注意事項に、

「別の人が住んでいます。

共同生活者となりますが、介護は不要です。」

 

というのがあって、

知らない人と一緒に住むようなことが起きていると

ニュースでも目にしました。

 

 

生涯独身で行こう

そう選択したのに・・・

 

独身で住むことすら大変な時代

 

賃貸ではなく、持ち家やマンションに住んでいたとしても

マンションも建て替え時期がきて結局住めなくなる時がきます。

 

世の中がどんどん、おひとりさまに向けて進んでいます。

 

では、なぜおひとりさまになる人が

こんなにも増えてしまったのでしょう。

 

理由は簡単

 

大事なことを考えること

やめてしまったからです。

 

きっと、久本さんだって

これまでに結婚を考えるような出会いがあったと思います。

 

ですが、そこで一歩踏み出せない何かがあったのですよね。

 

恋愛と結婚には大きな違いがあります。

 

結婚というのは

自分を喜ばせるものではありません。

 

お相手を喜ばそう

楽しんでもらおう

最期の最期まで愛し抜こう

 

そのお相手を幸せにするという

覚悟の上に成り立つ物

それが結婚だと僕は思っています。

 

 

たくさん笑って、一緒に泣いて

いっぱい思い出を作って、

語り合う話題を増やしていこう。

 

どんな感情も分かち合えるパートナーがいることは

何よりの安心感を運んでくれます。

 

一人では感じ得ない深い喜びを感じるでしょう。

包まれた優しさに涙するでしょう。

 

 

スティーブ・ジョブズも、

最期の手紙に、こう記しています。

 

お金を稼ぐ事ばかりで

家族との時間を作らなかったことが悔やまれる

死んだらお金は使えないし、持ってもいけない

 

愛し愛されることが

どれだけ人生に必要なことだったのか

 

死ぬ間際に気がついてももう遅かった

 

と残しています。

 

 

僕はこの言葉を思い浮かべる度に

家族に毎日、ちゃんと大好きって伝えられているかな

いつもありがとうって

感謝を言葉にできているかな

 

そんな事を考えるのです。

 

いつが最期の時になるかなんて

誰にも分からない

 

今ある幸せが当たり前ではないからこそ

 

一日一日を大切に

思いを伝えていこうと思っています。

 

後悔しない人生なんてあるのかなと思うけれど

少しでも後悔を減らすことはできると思うから。

 

 

あなたは

あなたの最期をどう迎えたいですか?

 

そこに本気で向き合いましたか?

考えましたか?

 

楽に結婚できると思って

何も考えずに婚活を始めた結果

どうなりましたか?

 

お付き合いした人がいたなら

夫婦として歩んだ方がいたなら

 

どうしたら目の前の愛する人が喜ぶだろうか

助かるだろうか

もっともっと理解し合えるだろうか

 

そんなことを考えて

お相手に向き合いましたか?

 

私たちは

考えてもわからないことや

思い通りにならないことを

つい後回しにしていまいがちです。

 

ですが、気付いた時には遅いことって

実は気付いていないだけで

たくさんあったと思います。

 

いつかいつか・・・の後回しは

永遠に後回しです。

 

 

あなたの人生が、

おひとりさまで孤独を味わうなんて

もったいないです。

 

僕はまだ久本さんは結婚できると

思っています。

 

生涯孤独でといいながら、

久本さんが結婚したら、それこそ凄いことになりますよね。

 

大地がひっくり返るくらいのうねりが起きそう!

 

ちゃんと考えて行動すれば、自分でも結婚できるんだ!

 

孤独なおひとりさまは

みんな勇気になるのではないでしょうか。

 

自分の大切な選択が

周りの人たちにどんな影響を与えるのか・・・

 

今回発刊された久本さんの書籍に触れて

お相手を幸せにする選択を

これからもしてゆこうと思えた機会でした。

 

 

 

 

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