【事例】婚活における引き寄せの法則〜こうしてあなたは失敗する〜
どうもこんにちは。仲人の岡部宅也です。
たまたま、「ジョゼと虎と魚たち」という映画を見る機会があって、
素直になれない、ネガティブになってしまう。
ネガティブな思考が引き寄せるネガティブな事・・・。
ふと、そんな会員様を思い出したんです。
今日は、またもや事例となる、婚活においての引き寄せの法則で失敗する方法?をお伝えします。
先に言っときますが、この経験から僕もたくさん学び、
同じタイプの方を無事ご成婚まで応援できるスキルが磨かれたので、ご安心くださいね?(謎
ネガティブ上級者の女性
僕が担当した30前半の女性。
とにかく全てにネガティブ思考なんです。
どうせ私なんてブスだから・・・(そうかな・・・
どうせ私なんてデブだから・・・(あなたがデブなら世の中みんなデブ・・・
どうせ私なんて根暗だから・・・(そうかもね!おいっ
とにかく自分を卑下する事で、調整している、そんな方でした。
謙虚とはまた違うんですよね。
良いことが起きても、もし悪い結果になった時に傷つかないように、期待しない、
調子に乗って足元掬われて痛い目に遭いたく無いから、自己防衛のためのネガティブ思考。
手を引っ張って安心して歩ませてくれるエスコート役が必要な人なのです。
だからこそ、生涯守ってくれる男性が必要な人ですよね。
陰キャから陽キャに改造開始
はい、もうご存じでしょう、僕のサポートはとにかくポジティブで褒めて伸ばしていきますよ!
早速旦那様の視点を植え込んでいきます。
岡部「もし、未来の旦那様が仕事から家に帰った来た時、Aさんが」
岡部「「あなたお帰りなさい。お腹すいたでしょう。美味しく無いかもだけど食べられたら食べて・・・」と、俯いて言うのと
「あなたー!お帰りなさい!ちゅーっ!お腹すいたでしょ?がんばってお料理作ったから食べて!えへへ!」と、
笑顔いっぱいで言うのとどっちが旦那様は美味しく感じてお料理食べられますか?」
Aさん「・・・後者・・・かな・・・。」
岡部「じゃぁ、どっちが早く家に帰ってご飯楽しみに帰ってきてくれるかな?」
Aさん「・・・後者・・・かな・・・。」
岡部「じゃぁ、学生時代に通うのは?」
Aさん「・・・学校・・・かな・・・。」
「「えっ」」
岡部「旦那様が途中でおねーさんのいる所で呑んで帰ってくるとかよりも、
いち早く家に帰ってきて、Aさんの手料理を食べたいし、Aさんのかわいい笑顔を見たいと思わせていたとして、
いつも美味しいご飯を用意してくれる奥様に、
(そういえば帰り道にいつも人がたくさん並んでる和菓子屋さんで、人気のお団子でも買って帰ろうかな、和菓子好きみたいだし)
と、お土産買ってきてくれる旦那様とかどう?」
Aさん「理想です!」
岡部「じゃぁ、ネガティブな発言しているよりも、大好きな旦那様が喜ぶような発言した方がお得感すごくない?」
Aさん「確かに!」
といった感じで、シチュエーションや例えを織り交ぜて、どうせならお得に愛される妻になる方法を織り込んで行きます。
それも、旦那様を喜ばせる事で、何倍も自分に喜びが来るように、仕向けていきます。
愛された方がお得
ちなみに、なぜ女性が料理作らなきゃならないんだ。
とか、フェミニスト的思考の場合は、愛される事が生涯お得だというのが理解してもらえないので、僕には手に負えません・・・。
女性が50代、60代と年齢を重ねていった先に、今と同じ体力、美貌、健康を維持できているわけもなく、結局は男性に助けてもらえて、愛されて大切にされていた方が、楽で幸せなわけです。
実は男性の特性として・・・という秘密がありますが、それはカウンセリングでお伝えしますね。
病院とかでよく見かけますが、お婆ちゃんに怒鳴り散らすお爺ちゃんがいます。
片や、お婆ちゃんをとても大切にしているお爺ちゃんもいます。
どちらが楽で幸せで愛されてるのでしょう。
実際に大切にされてるお婆ちゃんはとっても素敵な笑顔でお爺ちゃんと会話していますよね。
Aさんの戦い
とにかくAさんはスタートする前から大変でした。
これまでの人生がずっとネガティブ思考だったのか、人は急には変えられません。
そんな中、忘れもしない、見た目も条件もすこぶる良い男性とお見合いが決まります。
年収だけでも男性の平均の3〜4倍。身長も180cm超えでスタイルもかっこいい。
学歴も凄いし、見た目も人柄の良さそうな、優しそうな男性。
お見合いも仕込みが上手くいき、問題なく無事交際になり、仮交際中、なんどもAさんから電話が来ます。
「私はだめかもしれない。嫌われたかもしれない」
とにかく、先方が一生懸命話かけてくれるけど、はい、いいえでしか答えられず、
こんなつまんない女なんて好きになってもらえそうに無い。と、自分で想像でダメにフォーカスしています。
先方の担当仲人さんからは、とっても奥ゆかしくかわいい、ぜひ前向きにと言っているとの事で、嫌ってないというのに。
もちろん、それを伝えて、お相手はとても前向きに交際を楽しんでるようですよと伝えても、
彼の仕草や表情から、ネガティブに捉らえるのに一生懸命。
悲劇のヒロインシンドロームなのかと思うほどに、いつも彼女は真っ暗な真ん中でスポットライト上から浴びて、
ヨヨヨ・・・とやっているイメージ。
かわいそうと思わせたいのかなと思って、接し方を変えてみたり、モテる知識と経験をフル動員。
とにかく、ネガティブになると、ネガティブになるように行動、表情を無意識で仕向けてしまうので、
ポジティブに持ち込もうと明るく楽しく応援していきます。
ネガティブ思考はどんなに良いお話であっても、ダメになるように行動するから上手くいかないのです。
なんせ、ダメになる結果を望んでるからです。
だからこそ、ポジティブに彼の良いところをたくさん見つけて、褒めて、認めて、笑顔で楽しまないとと、
あらゆる方法で、電話相談が来るたびに意識を変えてもらえるように、アドバイスを続けたのです。
もちろん、2時間も3時間も彼女のネガティブな会話をうんうん聴き続けて、寄り添うことも一生懸命行ったんです。
アドバイスするよりも、自分で答えを引き出した方がいいと思って、引き出す方向で続けるのですが、
どうしてもネガティブがより引き出されていって、きっと私はダメなんだ。になるのです。
自分ならどうすると思うかと考えさせると、こんなめんどくさい女とは別れると思うとなるので、
なるべくそういう方向にならないように。
〜したらどうかな。〜ってやってみたらどうかな。
一緒になって考えて、もし僕がAさんだったらこうしたと思うけど、どうかな。
出張で週末お会いできないは、きっと他の人との交際があるから嫌なんだ・・・となるし、
本当に出張だったそうで出張先の写真とかも送ってくれたそうですが。
ほらね、考えすぎだから大丈夫だよ!
お相手はそんなこと思わないから、楽しもう!
気分はテニス界のファイアーボール。松岡修造さんのような気分で、
諦めたらそこで試合終了だよ的なバスケの監督みたいなこともやってみたり。
結局、自分からお断りを入れてしまいました。
通常は、お断りは言いにくいでしょうから、僕ら仲人に伝えてもらって、
先方の仲人さん経由で伝えて交際終了となるのですが、
もちろん、彼女はそれは知っていて、あえて自分から伝えたのです。
お相手も、ネガティブ発言しかしてこない彼女をなんとか楽しませようと頑張ってくれていたようで、
デートもとっても高級なお料理やたくさんお金使って喜ばせようと、特別な気持ちを形であわらす男性らしく、
もちろん彼女には一円も支払わせず。
お断りされたのに、力になれなくて申し訳ないという謝罪がくるほど、とても良い男性でした。
その後、自分で自分のチャンスを壊した彼女は、1ヶ月音信不通になり、翌月、退会となりました。
理由は、どうしてもポジティブになった後、ダメになったら悲しく辛いだろうから、ポジティブになれない。
僕からのアドバイの意味も理解しているが、どうしても調子に乗って足元掬われるのが怖いから踏み込めない。
いいことが起きる以上に悪いことが起きるはずだから。
と、謝罪のお手紙が届きました。
ん?不幸になるために結婚するの?
想像と事実は違う
そう、想像と事実は違うのです。
彼は女性なれしてなくて、緊張していて表情が固かったのかもしれないし、
僕の男性会員様にしているように、女性を喜ばせてしまうエスコート方法とか習ってないから、
上手にリードできなかったのかもしれないし。
きっとそうだ。たぶん〜だろう。
想像で結論づけずに、事実を確認してみてはいかがでしょうか。
普通に、ごめんね、笑わせるような話題が思い浮かばないんだっ。って
素直に言ったらいい。
婚活でご成婚する人の3つの必須条件のうちの一つ、「素直」は必須ですから。
これから何十年も夫婦生活していく中で、毎日パートナーを笑わせないといけないなんて無いですよ?
お笑い芸人さんでも、家に帰っても笑わせ続けてるとは思えません。
ネガティブな事が起きた時こそ、二人で乗り越えるんです。
足元掬われたっていいんです。
彼が手を差し伸べてくれるんです。
逆に、彼が転んだ時、あなたが手を差し伸べるのです。
そうやって、持ちつ持たれつ、ゆっくりでもいいから二人で手を繋いで歩いていくのが、夫婦なのだから。
それを最初にちゃんと伝えていこう。
自分のための結婚ではない事を。
自分のための相手の条件から、いつまでも愛し続けられるお相手探しに早く気がついて、行動へ。
それが理解できないと続かないから幸せが続かないんです。僕がそうでした。
そんな夫婦を作りたく無いとより強く思った次第。
たくさん僕こそ学ばせていただいて感謝いっぱいな事例でした。
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